そばを作るときに必ず使われるのがそばの実で、実ができるというからにはやはり花が咲くのだけれど、表舞台にはほぼ出てこない。そば職人でもなく、フラワーショップに並ぶこともなければ、お目にかかることはかなり難しい。
そばの花は実になり、製粉してそば粉となる。挽き方(石臼挽きが有名)、挽き分けにも種類があって(更科(一番粉)、挽きぐるみ(二番粉)、藪(三番粉))、味も違う。作り方はコーヒーに似ているようで面白いが、そば(麺)はもちろん、そば茶、そばがきにもなるし、実は優れた健康食品で、ダイエット食としても優れている。日本人は縄文時代には食べていて、奈良時代には栽培していたそうだ。
この度、そばの生産量日本一である幌加内(ホロカナイ)町さんとのご縁があり、そばの花とのコラボが実現した。このプロダクトは幌加内町よりそばの苗を送ってもらうところから始まり、よく観察し、その花の特徴であるところを押花にして仕上げた。
一目に可憐で可愛らしいそばの花と、擦りガラスの様なアクリルブロックを使った質感、デザインとの組み合わせがとても楽しく、カトラリーとして眺めれば豊かな食の実りに感謝したくなる。
箸を置くたび、コップを使うたびに北海道の豊かな自然を感じる時間を過ごせるだろう。「今日はそば」という日はもちろん、和食のお供として、年越しにも、ギフトにも。
悪目立ちせず可憐に食卓に溶け込む。そんな雰囲気のそばの花シリーズです。
そばの花の産地
Hokkaido,horokanai
幌加内町は、北海道上川管内西部にある町で、作付面積、生産量共に日本一のそばの里。
冷涼な気候、昼夜の寒暖の差、日中の気温上昇を穏やかにする朝霧など、そば栽培に適した自然条件に恵まれ1980年(昭和55年)に日本一に。
7月中旬から8月中旬にかけて真っ白な花が咲き誇り、「幌加内は二度雪が降る」と形容されています。
町名であるホロカナイは、アイヌ語の「horka-nay」(逆流する川)から由来しています。(町の南部を流れる幌加内川が、本流の雨竜川に対して逆方向の流路を取ることによる)
アクリルの最大の魅力は高い透明度と耐久性です。
重厚な質感で、光線透過率93%はガラスを凌ぎ、屋外で使用しても10~20年程度の耐久性があると言われています。
見た目にも美しく、丈夫な素材なので長年使ってもらうことができます。
そばの花hashioki
そばの花を押花にして、アクリルブロックの箸置きと一つにしました。
食卓にちょこんと並ぶかわいい箸置きです。
材質:アクリル樹脂
耐熱:80°
本体サイズ:W46×D15×H8mm
本体重量:7g
パッケージサイズ:W40×D80×H9mm
パッケージ重量:7g
■洗い物に関して
強い力やアルコールなどを使用して擦ってしまいますとプリントが剥がれてしまう恐れがありますので、洗っていただく際は柔らかいスポンジ等で優しく洗ってください。
※商品画像はできる限り実物の色に近づけるよう加工しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。