<Interview>
sotlight 小池葉月

日常にそっと光を灯す、あたたかなイラストレーション

オリジナルイラストから生まれたブランド「sotlight」を通し、心あたたまる作品をつくり続けている小池さん。ものづくりへの想いや、今回のコラボレーションについてお話をうかがいました。

sotlightを始めたきっかけを教えて下さい。

昔から贈るためのペーパーアイテムを作るのが好きで、自分のイラストでカードや紙雑貨を本格的に作ってみたいと思っていました。合わせて、ファブリックやポスターフレームといった生活雑貨へも展開を広げて、様々な日常のシーンを楽しめるプロダクトを増やしていき、オリジナルイラストのブランドとなっていきました。

制作の中で、心がけていることはありますか?

自分で使うときも誰かにプレゼントするときも、イラストが目に入ったら心地よくなるようなモチーフや色を選んでいます。また、自然の形にリスペクトを持っているので、なるべくリアリティを残すように気をつけています。デフォルメもしますが、野生動物を描くときはヒトと一定の距離感を保ちつつ森の中で気ままに過ごしている様子をイメージしています。

模様で繊細に描かれたFluffyシリーズ。
動物たちのインスピレーションはどこから?

華やかさを表現したくてひつじを花であしらったのがきっかけで、まるくてふわふわした動物を選んで描いています。かたちどる植物も動物に合わせているのでキウイは茂みの中、フクロウは森の木々、シロクマは雪の結晶や星などが隠れています。

toumeiに興味を持って頂いたきっかけを教えて下さい。

アクリルという身近な素材で無駄のないシンプルな形を上品に展開されているところに惹かれました。植物モチーフのものに目が行きがちなので、特に押花シリーズが印象的でした。

今回のコラボレーション商品をどんな風に使って欲しいですか?

コースターは主に何かを飲むときに使うもの。つまり、食事・おやつのひと時やデスクワークなどの合間にほっと息をつける瞬間に目に入るものなので、そのタイミングに和んでいただけたら嬉しいです。
プレートも同じく、金色の箔押しで食べものや小物を華やかに見せつつ空になったときに現れる動物達もぜひ楽しんでください。



小池さん、お答えいただきありがとうございました。

今回のコラボレーションから誕生したのは、動物たちの模様に柔らかな色彩をのせたコースターと、金色の箔押しが煌めきを演出する2サイズのプレート。一枚で楽しく、柄を組み合わせれば素敵な物語となって、テーブルを彩ります。
各商品の情報はこちらからご覧いただけます。














sotlight ソットライト

イラストレーターの小池葉月が手がけるプロダクトを展開するイラストレーション・ブランド。東京を拠点に2015年から活動を開始。紙製品をメインに紙雑貨やポスターフレーム、テキスタイルなど幅広く企画・制作。sotlight とは、日常に光を❝そっと❞灯すという意味を込めてつくったことば。紙雑貨が好きな人にも、想いをつなぐアイテムとしても、眺めて触って楽しめるようなものづくりを心がけています。